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週刊マンガ日本史21~30 [MY図書館]

朝日ジュニアシリーズ「週刊マンガ日本史」2009年から刊行された物です。
「50人の人物で読む まったく新しい日本史!!」
10冊ずつのまとめ買いをしていますので、10冊ずつ紹介しています。
戦乱の世が終わった徳川家康以降は、いぶし銀の主役達が並んでいますね。


21 豊臣秀吉 天下統一
 

DSC00256.jpg週刊マンガ日本史21号 豊臣秀吉 天下統一

  • 作者: 作成者
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞
  • 発売日: 2010
  • メディア: 雑誌

=史上初の快挙!足軽から天下人へ!!=
漫画家は納都花丸さん。
 表紙の紹介文は「茶が好き!女好き!!黄金が好き!!!人々に愛された太閤秀吉ってどんな人?」ですが、人々に愛されたと褒めているようでいて「女好き、黄金好き」ってこれは褒めていませんよね。
 秀吉は日本最強の成り上がり者だと思います。成り上がり者=女好き派手好き、なイメージはこの人が作り上げたのかも。
 マンガは小田原城征伐のあたりです。楽しいことが大好きな秀吉が描かれています。伊達政宗が白装束で現れます。「死を覚悟して遅参のわびを」ということなのでしょうが、ここには伊達政宗の計算もあったと思います。
 しかし、表紙の秀吉。人間じゃなくて猿だぞ、猿。

22 石田三成 関ヶ原の戦い
 

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週刊マンガ日本史22号 石田三成-関ヶ原の戦い

作者: 作成者
出版社/メーカー: 朝日新聞
発売日: 2010

メディア: 雑誌

 =正義は我にあり!いざ!天下分け目の決戦へ=
漫画家は大島やすいちさん
 石田三成というとドラマなどでも良くないイメージで描かれていますが、三成を主役としてとらえると、とっても真面目でいい人ですね。それはそうと、マンガの中では秀吉がなんだかすごくいい人だ。理想の上司ですよね。
 三成の血族が実は津軽の地でずっと続いていたとのコラム記事が!なんでも津軽藩初代藩主津軽為信は三成に助けて貰った恩があり、関ヶ原での敗北の際三成の次男と妹を大阪城からひそかに連れ出したそう。(っていうか、為信さん、大阪城にいったことあるんだ…)で、その女の子の方が2代藩主の側室となり、三成の孫が津軽藩主になったらしいです。そうだったのかーーーっ。青森県人なのに、全然知らなかったよ。ここにきてやっと、青森県が日本の歴史の主流に触れることができたような。

23 徳川家康 決戦!大坂の陣

=豊臣家滅亡へのカウントダウン!!=
漫画家は氷栗優さん。
 マンガの、真田幸村と徳川家康が合戦中に相まみえる(家康は相手にせず逃げるけど)シーンがとても格好いいです。迫力のコマ割り。 


24 徳川家光 徳川の世は天下泰平

DSC00251.jpg週刊マンガ日本史24号 徳川家光-徳川の世は天下泰平

作者: 作成者
出版社/メーカー: 朝日新聞
発売日: 2010
メディア: 雑誌

=我こそは「生まれながらの将軍」!!=
漫画家は岩崎美奈子さん。
 
 「セレブでオタクな寂しん坊将軍」というタイトルがおかしかった。虹色の羽織を着ていたのは本当でしょうか??

 伊達政宗にやらせた大芝居のシーンが面白かった。

25 シャクシャイン アイヌ民族の英雄

DSC00254.jpg週刊マンガ日本史25号 シャクシャイン アイヌ民族の英雄

  • 作者: 作成者
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞
  • 発売日: 2010
  • メディア: 雑誌

=北の大地に生きる誇り高き者たち=
漫画家は「龍-RON-」「JINー仁ー」でお馴染みの村上もとかさん。

 昔から住む者(アイヌ)と新しくやってきた者(和人)の間にはどうしても摩擦が起こってしまいますね。(でも、和人の方が悪いと思います)
 


26 近松門左衛門 世話浄瑠璃の始まり

DSC00250.jpg  週刊マンガ日本史26号 近松門左衛門-世話浄瑠璃の始まり

作者: 作成者
出版社/メーカー: 朝日新聞
発売日: 2010
メディア: 雑誌

=芝居の常識を破れ!!作品に命を吹き込む近松の作家魂=
漫画家は稲光伸二さん。
 近松と言えば、その名前と『曽根崎心中』というタイトルしか思い浮かびません。社会の教科書に出ているようなのだけです。
 超人気者のシナリオライター。作品に脚本家の名前を出した人。


27 本居宣長 国学の大成者
 

DSC00253.jpg週刊マンガ日本史27号 本居宣長-国学の大成者

  • 作者: 作成者
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞
  • 発売日: 2010
  • メディア: 雑誌

=日本人の心とは何だ!?学問一筋!!生涯を国学にかけた本居宣長=
漫画家は、よしだもろへさん。マンガは随分と若々しい宣長です。
 儒学、蘭学、そして国学。国学は日本古来の精神や心を解明しようとする学問。古事記を読み解いていったのが宣長です。宣長は、商人の家に生まれたものの商人には向かず、医者になります。医者をしながら国学の研究もしたというすごいひと。
 


28 杉田玄白 日本近代医学の夜明け

  • DSC00257.jpg週刊マンガ日本史28号 杉田玄白-日本近代医学の夜明け

    • 作者:
    • 出版社/メーカー: 朝日新聞
    • 発売日: 2010
    • メディア: 雑誌

    =近代医学への扉を開け!!=

    漫画家は六田登さん。
     杉田玄白ー解体新書。と、ただ暗記していましたが。
     「お武家も僧も商人も、皆同じ骨、同じ臓腑を持っております。人は屍になって、皆、尊い命だったと思い至ります…」というマンガの中のお爺さんの台詞が心に染みます。

29 伊能忠敬 日本を測った男

DSC00258.jpg 週刊マンガ日本史29号 伊能忠敬-日本を測った男

作者:
出版社/メーカー: 朝日新聞
発売日: 2010
メディア: 雑誌

=正確な日本地図を作れ!!=
漫画家は、緒里たばささん。
 総距離地球一週分を歩いた男。万歩計をつけると、一日にどのくらい歩いたのか…
 商売を成功させた豪商だったのに、50歳で引退。その後天文学・暦学を学び、測量を始める…昔の寿命を考えると、50歳からというのはかなりのもの。千住から津軽半島の三厩(みんまや)まで、一日40kmの速さで測量をしながら進んだそうな。ありえないくらい速い…


30 大塩平八郎 あげよ、救民ののろし

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=腐った役人に炎の制裁を!!=
漫画家は、岩田やすてるさん。
 不正を許さぬ熱血漢。太平の世であるのに役人の不正がはびこり、庶民は飢えていく。平八郎のような人物を、庶民は求めていたんですね。

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