「きつねのおきゃくさま」に思う [仕事とか仕事とか]
教育出版2年生の国語の教科書(上)に「きつねのおきゃくさま」というお話があります。
<あらすじ>
お腹の空いたキツネはやせたヒヨコを見つけて、太らせてから食べようと自宅に連れ帰り、食事をさせる。
しかし「キツネお兄ちゃんは親切」とヒヨコの賞賛の言葉を聞いて嬉しくなってしまい、ヒヨコが連れてきたアヒルやウサギの世話までして、「やさしい」「神様みたい」とますます賞賛される。
最後は、3匹を守るために、襲ってきたオオカミと戦って引き分けるが、恥ずかしそうに笑って死んで行った。
ヒヨコとアヒルとうさぎはお墓を作り、涙を流すのだった。
我が家の次女も、「きつねのおきゃくさま」と聞いただけで涙が出てくるという、感動の名作です。
9月下旬から10月上旬、2年生の担任もどきをしていたのですが、子どもたちと勉強をしながらふとあることに気づきました。
キツネは劇的に変わりました。
人(お話では人ではなく動物だけど)を変えるのは難しいのに、変わりました。
なぜか。
キツネは、ヒヨコたちに良いところだけを見て貰い、褒められたから。
人を変えるのは、叱咤ではなく罰ではなく、認めて貰って褒められることなのかなと思いました。
しかもその褒められ方がちょっと違います。
本人に向かって言うのではなく、本人の居ないところで、他の人に向かって言っているのです。
これの何がいいのかというと、本人の居ないところで褒められるというのは、お世辞ではなく本当にそう思っているという感じを与えるということです。もちろんヒヨコたちはそれをねらってやっているのではありませんが。
普段忙しくなると余裕が無くなって、ついつい怒りっぽくなりますが、そんなときこそ人の良いところを見つけることを頑張らねばと思いました。
ちなみに、私が小学生の頃の題名を聞いただけで涙が出てくる感動の名作は「かわいそうなぞう」です。トンキ~!ワンリ~!(T_T)
<あらすじ>日本が戦争していたころのお話です。もし、動物園に爆弾が落ちたら、動物たちが町へ出て暴れ出してしまう。動物たちは次々と殺され、そして3頭のぞうたちも…。
給食に、りんごジュースがつきました。
スターキングデリシャスと言う品種があるんですね。
スターでキングでデリシャスとはゴージャスな名前です。
美味しくいただいたあとは、容器をリサイクル
あ。円柱の展開図だ。
そのとおりですね、そういう絵本があったとは・・・すばらしい
ある会社の女性社長が、社員を誉める時には必ず、取引先の方に向かって自慢気に誉め上げ、怒る時には必ず、あなたの能力はこんなもんじゃないわよ!、と面と向かって言い、結果、売り上げを倍増させたそうです、この方は今、伝説になっています・・・^^
by リック (2011-10-14 05:31)
なるほどと思って読ませていただきました。
実は、昨日の朝、更衣室で自分のことを褒められたので、
ちょっと旬なお話だなあと感じました。
by hirochiki (2011-10-14 06:01)
童話には良い話が沢山ありますね。
HIROMIさんもと~~~っても素敵な先生ですよ~♪本当だよ!
by 旅爺さん (2011-10-14 07:15)
私は年齢的に若い人の指導的立場にあるのですが、これはけっこう意識しています。
ほめるときは人のいる前でほめたり第三者の口から伝わるように仕組んだり。
逆に、叱るときは人があまりいない場面を選んで本人にのみ話すようにしています。
最近は、ほめるのと甘やかすのをはき違えている大人も多く、モンスターと呼ばれる人種も出現しているようですが、どうなんでしょうね?
正しいしつけのためには、ほめるばかりでなく、正しい叱りかたというのもある気がします。
by YAP (2011-10-14 08:07)
おはようございます
素敵なお話ですね
僕もいつも褒められたいです
そうそう、青森に、南部せんべいの耳って売ってるって。。。
ホントですか?
by はくちゃん (2011-10-14 08:13)
こんにちは。
古い例えですが、山本五十六連合艦隊司令長官が同じ様な事を言って居ます。
古い話でゴメンナサイね。
by musselwhite (2011-10-14 08:47)
いいお話です。
ある程度の年になると、叱っても向上しませんね。
節度をわきまえたほめ方しかり方...難しいなあ。
>あ。円柱の展開図だ。
仕事のしすぎだと思います(笑)
by ナツパパ (2011-10-14 09:03)
さらに、このジュース、スターブレンドですものね♪ スゴイわぁ~。
by Inatimy (2011-10-14 20:34)
◆リックさんへ
すごい社長さんのお話をありがとう!
叱るときは、本人の前でないとだめなんですね。そうしないと、悪口になっちゃいますしね。
by HIROMI (2011-10-14 21:21)
◆hirochikiさんへ
それは…デジャブ?じゃあないか、ふふふ。
by HIROMI (2011-10-14 21:27)
◆旅爺さんへ
わたしの普段の姿を見ても、同じことを言ってもらえるかどうか、全く自信がありません。
by HIROMI (2011-10-14 21:31)
◆YAPさんへ
叱るときは人があまりいない場所…なるほど、場所を選ぶ必要がありますね。皆さんはやはり、そういうところにも気を配っているのですね。
by HIROMI (2011-10-14 21:36)
◆はくちゃんへ
ええ。南部煎餅の耳だけ、売られています。耳だけ集めて、一袋2百円ちょっとです。本来ならば固いので捨てられる部分だったんですが、ファンが居るらしく、何種類か販売されています。
by HIROMI (2011-10-14 21:39)
◆musselwhiteさんへ
まあ、山本五十六様もそのような…昔から言われていることなんでしょうね。
by HIROMI (2011-10-14 21:41)
歳を取ると、取っただけ変われなくなる気がします。
変われる自分で居たいと思うのですが。
by HIROMI (2011-10-14 21:52)
◆Inatimyさんへ
すごいInatimyさん、しっかり見てくださって。
スターブレンドって書いてますね。いったいどんなブレンドなんでしょうか。
by HIROMI (2011-10-14 21:55)
「かわいそうなぞう」
本当にかわいそうです。
紙芝居が幼稚園にありましたが、かわいそうすぎて、子どもには読みませんでした。
by きりたん (2011-10-14 22:34)
私が最近感動したのは「おまえうまそうだな」です.
メジャーな絵本かもしれませんが,子どもが小さい時に,
読んであげながら,いつも涙が出そうになってました.
「ほめて育てる」って結構難しいんですよねぇ.
今,実感しています.
by 唐津っ子 (2011-10-14 23:33)
◆きりたんさんへ
読み聞かせながら、わたしも声が詰まってしまいます。芸をするところで、特に。読み手がこんなじゃ、聞く側は困ってしまうだろうなと思います。
by HIROMI (2011-10-15 08:57)
◆唐津っ子さんへ
「おまえうまそうだな」は、知らなかったです。ありがとう。しらべてみなくちゃ。
by HIROMI (2011-10-15 08:58)