ゼロ 73巻 [MY図書館]
ゼロ 73 THE MAN OF THE CREATION (ジャンプコミックスデラックス)
- 作者: 里見 桂
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/09/03
- メディア: コミック
- 神の手を持つ究極至高の贋作者・ゼロ。陶器・絵画・彫刻は言うに及ばず、この地球に存在する全ての物を「本物」に複製する創造主。
ゼロももう、73巻になったんですね。よくネタが尽きないものです。
たいていの話の筋は、ゼロや弱者を利用しようとした強欲な人間が、ゼロの神の手により創造された「本物」により、懲らしめられるという勧善懲悪物。登場人物の話す言葉は難しい(台詞が多く、言葉遣いが難しい。さらに専門美術用語や世界の歴史も)。ゆえに、読み終えるまでとんでもなく時間がかかる。しかし、勧善懲悪パターンで物語が展開するため「あ、こいつが悪者ね」「で、こっちはいい人」と区別できるため、なんとか最後までは読める。
数巻前から、ゼロの正体が明らかになる話も出てきている。天才である零(れい)少年とゼロが同一人物だとはどこにも書かれてはいないが、どう考えても同一人物である。零のお父さんは神の域に達した陶芸家で、零少年とお父さんは仲がいい。「美味しんぼ」の海原雄三と山岡史郎の父子とは違うのだなあ。
73巻は、今までと比べ、それほど難しくなかった。というわけで科白をとばさなくても読めました。
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